[宗派]天台宗
如意輪観世音菩薩(御丈 五寸)
[所在]川崎市多摩区中野島3-20-54
044-911-7599
[最寄]JR南武線 中野島駅
徒歩5分
本尊は如意輪観世音菩薩 御丈五寸の木造
開基は、江戸時代の寛文8年(1668)法印良田と言い伝えられる。現住職は第十八世博文で、十六世文成和尚は東京の常楽寺より来山し、しばらく無住であった寺を再興し、十七世康文和尚の時に本堂等の再建を発願し、平成6年(1994)秋に檀信徒会と共に長年の悲願であった本堂・客殿庫裡を再建し現在の如く成就した。
ちなみに、如意輪観世音菩薩の掌に持つ宝珠には不思議な徳があり、常に衆生の苦しみを救い、富貴・資力・勢力・威徳等を、願いのままに授けるところから、わが国では、救世観音とも称されている。また、この観世音菩薩を信仰することによって、天上道を成就することができると言われている。
御詠歌については、中野島が多摩川の水流によってできた地名でもあるので、よくその心と観音菩薩の本願が伺われるようである。
ほつしやうの みやこにうかぶ なかのしま
やつのくどくの いけのみぎわに